今年一年を振り返ってみると色々なニュースがありました。
国民的アイドルグループの解散や大国の大統領選挙、オリンピック。
私たちにもっと身近なニュースでは女性社員の過労自殺問題。
彼女の死は世界からも注目され日本の雇用のあり方、労働環境のあり方批判の声がたくさん集まりました。
私は日本国外に住んでいて、同じ日本人が「だから日本はダメ」と話している場面に多々出くわします。
日本は外国から見て働きすぎ、上司の顔色を見て家に帰れない。
そういった批判を繰り返します。
確かにシステム的になんとかしなくてはならない事、変えていかなくてはならない事がたくさんあると思います。もっと効率良く働けるようにしなくてはならないと思います。
でも、何故遅くまで頑張って仕事している同胞を褒めてあげれないのでしょう。
誇りに思ってあげられないのでしょう。
ダラダラ残業することがいいと言っているのではなく、サービス残業であれ休日出勤であれなんらかの責任感や前向きな気持ちが働いてやっていることではないのでしょうか。
懸命に生き残ろうとしているのではないでしょうか。
日本人は働きすぎという日本人はたくさん働いている日本人が生み出すサービスを使っていることを忘れてはいないでしょうか。
しかもできるだけ品質良く、コストを抑えた。
問題点は確かに多く存在します。
でも悪いことをしているわけではありません。働いているのです。
私はそんな人たちを誇りに思います。