自分は自分、人は人。
下手に比べずに、あるがままに。そんな考え方が多くの所謂「成功哲学」として語られていますよね。
自分は誰にも変わりない唯一無二の存在だから、あるがままを愛せればいいんだというような感じで。
確かに常に人と比べて、とてつもない劣等感と自尊心を失うという人は結構多いと思います。
「いつも勝ち誇っているようなあの人にどうしても勝てない。」
そんな背比べしなくたっていいんです、自分は自分で。私もその通りだと思います。
でも時々、自分は自分という殻の中に閉じこもる人がいるんです。
人と違うから、分かってもらえなくていいって。
人は人と生きているのに、分かってもらえなくても大丈夫と思う。
確かに他人のことなんてこれっぽっちもわからないと思います、私自身。
それでも分かり合おうとしたい。
「自分は自分」がただの逃げ場になるのなら、ただ自分の中に隠れているだけ。
それはつまり、どこかでありのままの自分を自分が嫌っているという事です。
ありのまま、自分は自分と思いながらもどこかでそんな自分を認めてあげれない。そんな状態なんだと思います。
自分を愛せることができれば、同様に相手を愛すことができ、相手からも愛される。本来の「自分は自分」ってこういうことなのではないでしょうか。
自分を認める簡単な方法は、他人に自分をみせることだと思います。
相手の反応がどうであれ、自分はこういう人間ですと胸を張っていれば、その全ては個性にとして輝く。
それはとても魅力的に映るはず。
本当の自分を自分でも知れる簡単な方法でもありますね。